ソフトバンクがVodafoneを買収 今後携帯電話の通話機能はオプションに?

ソフトバンクVodafone買収について雑感です。
以前から予想していた通りだけに、そんなに驚いてはいません。


年始当初Yahoo!がReadyしてGoするか。でも紹介したとおり
ソフトバンクの携帯参入のタイミングで日本でもYahoo!Goの概念実現がそう遠くない
と予想していましたが、この買収を機にかなり現実的になった気がします。


簡単にソフトバンクしかできない強みに焦点を当てると
我々が既に利用しているYahoo!サービスと蓄積されたユーザデータを持っていることが
強みであるため、サービスを核に持ってくることは当たり前の事です。

ではどんなサービスを打ち立てるのか?
サービスはいたってシンプルで良いはずです。

メール・メッセンジャー・アドレス帳・株価・映画情報・天気予報
タスク・カレンダー・写真・地図・動画・ブックマーク・SNS等などの
現在保存されている顧客のデータ
に携帯からアクセスしやすいユーザインターフェイスの提供をすればいいのです。


ただただ今でも様々なキャリアで使えるYahoo!モバイルのようなUIではなく、
メール・アドレス帳・メッセンジャー・ブックマーク・天気予報・タスク・カレンダー
は端末内部のソフトウェアで処理すべきでしょうし、
その他のサービスにしてもWebベースで統一するにしても、
Vodafoneの特殊な仕様から改善する事が必要になるため、
ここは急ピッチで行う必要があります。


さらに
・月次支払いの統一(Yahoo!有料アカウント,端末回線利用料)
Yahoo!Musicとの連携によるポータブルミュージックプレイヤー化
・MediaFLOの導入によるTVBANKとの連携
ここいらのサービスが順次登場する事で魅力的なソフトバンク携帯の出来上がりです。


当然値段も下げてくる事でしょうからソフトバンクの到来で、
携帯電話業界のサービスは一気に変化します。
今までのような携帯電話の概念では通用しないこのサービスに
業界はどう動くのでしょうか楽しみで仕方がないです。


ところで、このサービス像を描くと通話するイメージがほとんどわかないです。
サイズの小さい、画面の大きなデバイスにして、
通話機能はオプション契約でいい気がしますが
たぶん安く提供するためもれなくみんな契約してしまうはず。
私はいつもマイナーなんで契約しないと言う事で。