西の百貨店で体験する商品説明システム

「IC CARD WORLD 2006」に行けなかったのを非常に残念に思いながら、
阪急百貨店 大阪・うめだ本店 6階紳士鞄売場に行ってきた。
お目当ては3/15に日経流通新聞MJに乗っていた「ICタグ(荷札)商品説明システム」
http://www.shopbiz.jp/contents/IC20060316/1508_007.phtml


現在改装中の阪急百貨店の売り場の一角に
その商品説明システムはあった。
在庫管理の方に眼が向けられがちなICタグだが、名前のとおり商品説明のみに絞られていた。





陳列棚の商品を持ち上げると棚下のリーダが鞄の底部に
入れてあるICタグを読みとり画面に商品説明がでる。
いたってシンプルな作りでわかりやすい。


商品説明の方は細部の説明は確かにわかりやすかったが、
顧客目線で見ればレコメンドやコーディネートがあってもいい気がする。
コンテンツに関してはこれからの動きに期待したい感じである。


とまぁざっと見てきたわけだが触っていて気になった事としては
複数人で同時に触っていると文字を読んでいるのに画面が変わってしまう事。
これは説明を読んでいる顧客にしてはたまったもんじゃない。


[ICタグ]未来の百貨店体験でも紹介した
顧客が商品を端末についているリーダにかざすスタイルの商品説明/レコメンドの方式
の方が顧客目線で立てば情報を邪魔されずに得ることが出来るでしょう。


ICタグ管理による商品説明においては、
棚にリーダを仕込むスタイルは顧客が同時にアクセスした場合の処理について
もっと工夫が必要だと思います。まだまだ改善の余地がありそうですね。