Web2.0とICT企業とおかん

私はWeb2.0とは今のWebトレンドであり、
先人がわーっと新しい道具の到来に喚起している
フェイズだと認識しています。


なので、まだまだそんなに世間ではメジャーにはなるわけがなく、
例えば実家のおかんに話してもピンと来るわけありません。


そんな最中テレビCMで
「ありがとう、IT。さよなら、IT。」
というコピーを見て正直びっくりしました。


ここまで大胆にやったのはNTTコミュニケーションズ
コミュニケーションの力で新しいビジネスのカタチをと
IT企業は古く、これからはICT企業が新しいスタイルであると明確にしたわけです。


これなら実家のおかんもICTが新しい事がわかりますね。


ぼやっとしたCMに見えるかもしれませんが、
なかなかITという道具でも解決できなかった
コミュニケーションコスト(対ヒト/対情報へのコミュニケーション)
を下げるビジネスがこれからのトレンドですよ。
こういう風に私には聞こえます。なんともわかりやすい。


このコミュニケーションも分類すると、
・ヒトとのコミュニケーションの効率化
・情報とのコミュニケーションの効率化(目的の情報を収集する事など)
と実際は分類されているものの
コミュニケーションという符号で統一していて印象に残りやすいです。


これらのコミュニケーションの問題は、
Web2.0の技術等々で時間短縮をさせる可能性が非常にがあるため、
適切なCMを打ったもんだと関心しました。


正直Web2.0という文字が氾濫していて、
ちょっと苦手になってきていましたが、
表現を変えて徐々に一般化している事に喜びと恐怖を感じます。
本質を見つめて言葉だけのトレンドにならない事を祈って。